出来事

ユーザー車検


自家用車の車検更新が近づく頃

実践プログラム講座 岡山開催 に
ご参加頂いた方の中に
車の仲介業を営む方がいて

その方いわく

「時間があるのなら車検は 自分で
直接 陸運局へ持って行った方が
絶対に良いですよ!」


そうアドバイスを頂いたので

半信半疑、不安はあるものの
チャレンジすることにしました

本日は そのユーザー車検の流れを
2年後の自分のためにも
まとめておきます


■ STEP【1】
Web から 事前予約

まず はじめに Web から
事前予約を取ります

日付ごとに予約状況が
○×で記されており
空き状況を確認しながら
希望の日時に予約を入れます

可能ならば朝一となる
「第1ラウンド」がオススメ

何かあっても時間があれば
その日中にカバーできるので
日をあらためなくて済みます

予約には 「車検証」が
必ず必要なので
事前に用意しておきます


無事 予約が取れたら

当日 持って行くものを
確認しておきます

① 車検証
② 自賠責証明書
③ 自動車税納税証明書
(納付が確認できるもの)


必要なものとして
Webでは色々と書いてありますが

当日 持参するものはこの3点です

ただ ③の納税証明書は
支払いが完了しているなら
必要ないんでしょうね

使いませんでした

あと 車検当日までに
どこかへ車検の無料見積もり
出しておくと

足回り以外の全てを
確認できるので良いと思います

ウォッシャー液が切れてたり
ワイパーのすり減りなど

合格基準に満たないものがあれば
ここで発見できるので
当日までにケアできます


■ STEP【2】
車検当日「受付け」



さて そんなこんなで車検当日

やってきました 大阪運輸支局
エリア管轄 寝屋川 です

正直にいえば

とりあえず来たものの

「まず何をするのか?」
「最初にどこへ向かうのか?」

完全に白紙です

駐車場に車を止めて
さて、どこへ行こうか?

まずは「受付け」

ネットで
これは知っているものの

それって どこで?

辺りを見渡すと
【A】【B】【C】
3つの建物(棟)がある


なら【A】かな?

そんな「ドラクエ」感覚で
まずは【A】棟へ向かいます

【A】は 正解 でしたが

陸運局は車検だけでなく
名義変更など様々なことを扱うため

受付け窓口が市役所のように
並んでいて
「車検の窓口はどこだ?」になります

車検は⑦番窓口の「持込更新」です

「車検」とは書かず、継続更新とか
持込更新とあるので注意が必要です

窓口へ「すいません」と声をかける前に

となりの ⑨番 窓口あたりにある
こちらから車検証の下に並ぶ
二次元コードをピッと読み取ります


事前予約がちゃんと取れていれば
「自動車検査票1」が印刷され出てきます

予約を取らずに来た人は、これが叶わず
「予約してませんね?」「お帰り下さい」
そうなります。自分の前の人がそうでした

印刷された「自動車検査票1」を持って
窓口へ行き
「初めてなので何も分かりません」

そう伝えたら次にどこへ行き何をするか?
それをとても丁寧に教えてくれました

以後、この言葉を呪文のように
全ての窓口で繰り返すんですが

どの窓口の誰であっても
とても丁寧、親切に教えて頂き

本当に感謝でいっぱいです

さて無事に受付けをパスして
次に向かうのは【C】棟です

【C】棟では主に
印紙代、手数料、自賠責、重量税
このあたりの支払いを行います

ここでポイントなんですが

例えば

車検を合格してから
支払いを済ませたい!


自賠責と重量税の支払いは
済ませたけど車検は不合格
これだけは絶対にイヤ!


みたいな人いますよね?

私が そうだったんですが

そういう人は

印紙だけ払って
自賠責と重量税の
支払いはスルーしたまま
先に【車両検査】へ向かいます


無事 車両検査が合格したら
再び【C】棟に戻り
自賠責と重量税の支払いを
済ませればOKです!

※ちなみに陸運局で
自賠責と重量税を払ったのち
他で車検を受ける場合
自賠責と重量税の支払いは
完了しているので重複して
支払うことはありません



さて【C】棟を終えれば
次は車に乗り
いよいよ【車両検査】です

車両検査を受けるための
ゲートがこちら!

目立っているので すぐ分かります

【車両検査】は全て指示のもと行い
落ち着いてそれに従えば大丈夫です

ただ、ここは「はじめてです」
これを必ず伝えておいた方が良いです

私は次回 受けると2回目ですが
「はじめてです」そう伝えます ^^;

ここでの注意点は
とにかく落ち着いて指示を聞く

これに尽きます

無事 合格することができたら

【A】棟の⑦番 窓口に戻り
手元にある書類を提出します

※【C】棟で自賠責と重量税を
スルーして車両検査へ向かった人は
【C】棟へ戻り 支払いを済ませてから
【A】棟へ向かいます

ここで「定期手点検整備は?」
そう聞かれたら
「後日整備です」と告げればOKです

以上が主な流れで
色々と面倒なようでも

車両検査で渋滞なく
スムーズに流れるなら
40分 程度で全て完了します

気になる費用は
印紙代 + 自賠責 + 重量税

この3つで

重量税は

普通車の場合
0.5t 以下 8,200
1.0t まで 16,400
1.5t まで 24,600
2.0t まで 32,800
2.5t まで 41,000
3.0t まで 49,200

軽自動車なら
6,600

※エコカー減税や登録年数など
重量税は普通車、軽自動車ともに
車両により細かく変動します

自賠責保険(2024年)は

普通車の場合
24ヶ月 17,650

軽自動車なら
24ヶ月 17,540

これに印紙代の2,230

なので 大体の方はトータル
約4万円~5万円ほどでは
ないかと思います

終ってみれば ホントに
「なんだ こんなものか」

「今後はユーザー車検 一択だ!」

私はススメてくれた方に
大変 感謝しています

なので車検更新のタイミングで
時間の取れる方は 是非 オススメです


■ 行動と流れまとめ

『 事前準備 』

1,Webで予約を取る
2,心配なら無料見積もりに出し
  足回り以外をチェック


『 当日持参するもの 』

1,車検証
2,自賠責証明書
3,自動車税 納税証明書
(支払っているなら不可)


『 主な流れ 』

1,【A】棟へ行き「受付」をする
2,【C】棟へ行き 印紙代を払う
3,【車両検査】に向かう
4、合格したら【C】棟へ戻り
  自賠責と重量税を支払う
5,【A】棟に書類提出して完了

※2の段階で自賠責+重量税の
支払いを済ませてもOK!


『 気になるポイント!』

合格してから
自賠責+重量税の支払いOK!


■ 終えての感想


最初はススメてくれたものに
返事をしながらスルーするのも
失礼と思い予約したけどめっちゃ不安

これが率直な感想でした

しかし、終ってみれば
「なんだ こんなものか!」

時間は1時間ちょっと
費用は半額か、それ以下

ススメてくれた人が

「あれは税金と車業界のための
仕組みなんですよ」


そう言い放つ理由が
とてもよく分かりました

ただ車の整備、点検自体は
とても重要なこと
なので

車検の無料見積もりで
助言があった箇所については

補修をそのまま
お願いしようと思っています

ユーザー車検は
車検に通らないような
重大な不備がないことが
前提になる
ので

ほったらかして
トラブルの原因を作らないよう
最低限のことはしておきたい

2年後の自分のために
そう思います


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